図9 高齢者歩行(85歳)と乳幼児歩行(1歳)の筋電図。
両者とも中腰体前傾姿勢のため、接床期の間(↓印)、内側広筋、大腿二頭筋、大殿筋に持続放電がみられ、成人の日常歩行に比し筋負担が大きい 着床前(\印)の腓腹筋や、接床期の間(/印)の前脛骨筋に強い放電がみられる場合が多く、不安定な歩行であることが推測される 図10 高齢者(87歳)のひとり歩行と支持歩行の筋電図。
手押し車を用いて背筋を伸ばすと体前傾に働いていた抗重力筋(腓腹筋、大腿二頭筋、大殿筋)の放電(寸印)が減少・消失し、下肢筋の負担が軽くなる
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